古典SF小説の巨匠・ジェイムズ・P・ホーガン著作の「ガニメデの優しい巨人」は
木星の衛星ガニメデで発見された2500万年前の宇宙船をめぐる謎を紐解いていくSF小説です。
「星を継ぐもの」に続く第二弾
ガニメデの優しい巨人はジェイムズ・P・ホーガン著作の「星を継ぐもの」に続く第二弾です。
2500万年前の宇宙船の発見と、時空を超えて現れたガニメアンという宇宙人と地球人との交流がこのSF小説の特徴です。
2500万年前の科学技術の高さとガメニアンと地球人の違いについて、興味深く読み進めていけるポイントがたくさんありました。
過去に書かれた科学技術が現実にも登場しようとしている

ガニメデの優しい巨人では2500万年前の高度な科学技術を調査していくのですが、
その素晴らしい科学技術のうちの一つである音声認識であらゆることを可能にする技術は現在のAIを彷彿とさせます。
1981年に出版された著作で現在のAI技術につながる発想を持てた著者の想像力が素晴らしいです。
ガニメデの巨人は優しい
そしてガニメデの優しい巨人というタイトルにもある通り、ガニメアンたちはとても優しいという特徴があります。
地球人のように猜疑心や疑心暗鬼といった感情が根本からなく、またそのような感情を持つことが理解できないというのが
ガニメアン達です。
地球人たちが互いにいがみ合い、争う様子を見てなぜそんなことをするのか、理解できないのが
ガニメアン達です。
このようなガニメアンたちと地球人との交流もこのSF小説の見所です。
まとめ
宇宙空間を旅し、時空間を超えた宇宙人との邂逅を描くガニメデの優しい巨人は、
ジェイムズ・P・ホーガンのSF小説第二弾として高く評価されています。
派手な戦いを繰り広げなければいけない宇宙人との邂逅ではなく、
争いを好まない心優しい宇宙人との邂逅が今作のテーマです。
心優しい宇宙人であるガニメアンたちとの交流と、2500万年前の高度な科学技術から地球人は何を学ぶのでしょうか。
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スマホやパソコンでガニメデの優しい巨人をぜひ読んでみましょう。