コラム

読書の効能は?小説を読むと人の心がわかるようになるって本当?

読書の効能として、小説を読むと人の気持ちがわかるようになるとか、国語の成績が上がるといったことは学校で国語の先生がよく言っていました。

実際にはどうなのでしょうか?小説をよく読んで大人になった日本人は人の心がわかるように見えますか?

国語の成績と人の心がわかることは無関係

どれだけの小説を読んだとしても、国語の成績が抜群であったとしても、だれにも他人の心など理解できません。

他人が考えていることや感じていることを、第三者が理解した気になることがそもそもおかしな話です。

実際にはこう思っている、こう感じています、と説明しても耳を貸さないほどに思い込む第三者というのは存在が不快なので関わってこないでほしいです。

人の気持ちがわかると言っている人ほどわかっていない

よく、小説を読んだ経験が豊富で国語の成績もよかったという人は「私は人の心がわかる」と口にします。

人のことを表面から観察して心を読んだつもりになるような人には何もしゃべりたくありません。

そのようなことをされると気分が悪くなる気持ちがまず理解できていませんよね。

いったいどんな小説を読んだのか知りませんが、基本的な共感能力があればわかるようなことがわからない人ほど「人の気持ちがわかる」と発言します。

勝手に心情を裏読みされるって気分悪いよね。ほんとのこと言ってるのに逆転されてるとかかなりむかつくね。

本当に人の気持ちがわかる人というものは他人のことを不用意に探ろうと考えません。探るということがまず人を傷つけるような行動だからです。

人の気持ちはどの小説にも書いていません

人の気持ちがわかるようになる小説というものはありません。

目の前の人間の気持ちはその本人にしかわからないものです。

本人が言うことをそのまま素直に受け止めることができる人が、「人の気持ちがわかる人」です。

表情・態度・しぐさなどのよくわからない外的要因から人の気持ちを想像で決めつけるような人は特に不愉快です。

まとめ

人の気持ちは本人にしかわからないんだから、他人は立ち入り禁止!

人の気持ちがわかると豪語する人ほど、人の気持ちがわかっていません。

他人に成り代わることなどだれにもできないにもかかわらず、日本人は些細なことから人の気持ちを分かったつもりになりがちです。

国語の教科書や小説を読んでも、他人の気持ちなど永遠にわかりません。

ですが、共感能力を養うことには役立ちます。様々な人の人生や考えを小説を通して知ることで感情移入する経験を積み重ねることが他人の感情に寄り添う能力を高めることにつながります。

人の気持ちがわかると考えている人は、今一度共感能力を養うように努力しましょう。

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