SF 書評

海底2万里 書評・感想|1800年代に書かれた海の冒険小説

海底2万里はヴェルヌによって1869年に刊行された海洋冒険もののSF小説です。

海の世界の生き物からすべてを供給しながら世界の海を旅する潜水艦に乗って、海底世界を冒険します。

海底2万里は未知の海の世界を楽しめる冒険小説

数々の冒険小説を手掛けてきたことで有名なヴェルヌ著作の海底2万里では、

様々な海の生き物たちが登場します。未知の海の世界での新しい発見に、驚きと興味を持って読み進めていけました。

毎日の食べ物から着るものまで、すべてが海の世界の生き物や植物たちが原料になっていると語るネモ船長の話を聞いて、

この小説の世界で実現できているような海から作られる食べ物を自分も食べてみたくなりました。

冒険SF小説の世界的古典

海底2万里は今や世界的古典文学としての地位を確立した不朽の名作です。

著者のジュール・ヴェルヌはほかにも十五少年漂流記や地底旅行などの冒険SF小説を数多く残しています。

ジュール・ヴェルヌの小説は子供から大人まで楽しめる、

ワクワクしながら読み進められるような冒険譚が人気を呼んでいます。

SF小説を読むなら、まずはジュール・ヴェルヌの小説をお勧めします。

海底2万里は上下2巻の圧倒的ボリューム

海底2万里は上下2巻でボリュームもあり、読むのに時間がかかりますが、

続きが気になるドラマを見るように、ボリュームの多さが苦になるどころか楽しいものにさえ感じられました。

潜水艦の中に閉じ込められる状態になった主人公たちが、海洋世界を冒険しながら、

最終的に元の国に戻ってこれるのか、最後まで目が離せませんでした。

まとめ

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海底2万里は表紙、挿絵も物語を読みやすくするのに一役買っています。

外に出て旅行を楽しめなくても、

小説の世界で海洋を冒険した気分になれるところが今見直される理由の一つにもなっています。

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