SF 書評

SF小説の面白さは時を超える冒険譚にある

SF小説の魅力は現実離れした世界の冒険

SF小説といえば時代を超えたり、宇宙を旅したりと、現実離れした世界観の中で様々なトラブルを体験し、

乗り越え、最後はハッピーエンドを迎えるという流れのものが多いです。

かなり昔に書かれたSF小説なのに、タイムパラドックスや量子、重力、宇宙空間の話など現代の物理学の用語としても馴染み深い単語が出てきたりする本もあります。

どのSF小説も繰り広げられる冒険に映画を読むような面白さがあるところが、管理人のお気に入りです。

読む映画ともいえるような名作SF小説は実際に映画化されているものもありますよ。

映画化されたSF小説の代表作の紹介

映画化されたSF小説の名作といえば「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」です。

1982年に公開された映画「ブレードランナー」の原作として有名で、いまでもアマゾンや楽天ブックスで購入できるSF小説です。

第三次世界大戦が起き、放射能灰で汚染された世界を舞台にする物語なのですが、

ロシアとウクライナが戦争をするかもしれないと危惧される現代、再び読みたくなるような世界観のSF小説です。

第三次世界大戦、放射能、昔から危惧されてきたキーワード。SF小説はもしもこうなったら!という世界をリアルに体験できるという意味でも興味深いね!

SF小説を読むなら欠かせないほどの名作

SF小説を読むなら、欠かせないほどの名作として有名なタイトルは「星を継ぐもの

ジェイムズ・P・ホーガン著作の「星を継ぐもの」は月面で発見された5万年前の死体をめぐる物語です。あらゆる方面の専門家が知恵を寄せ合って事件解決を目指す過程で、語られる専門知識の数々は素人でも興味深く、わかりやすく、読んでいて少し賢くなれるようなSF小説になっています。もちろん、ストーリー展開もわかりやすく、わかりにくい点もなく読み進められ、わくわくする映画を1本見たような読後感を味わえます。SF小説を初めて読んでみようと思うなら、まず最初にお勧めしたい1冊です。

まとめ

SF小説は内容によっては難解なものもありますが、名作として評判も良いSF小説はやはり面白く、まさに読む映画のように楽しめます。宇宙や未来、見たこともない世界での冒険に興味がある方にお勧めのジャンルです。

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